今朝ようやく「新聞記者」を観ました。
上映回数が少なく、時間が合わなかったり、足を運べば満席だったりと・・・期待度が増していくばかりでしたが、まさに期待通りの作品でした。
現政権下において発生した事件・スキャンダル・疑惑をうまく絡ませ、まとめあげた傑作で、日本映画にしては珍しく、よく踏み込んだ作品だと思います。
ただ”真実”というのは、どこにあるのか?悪い奴は誰なのか?
これは映画の中でも(映画の中では少しはわかりますが)現実でも闇に隠れて見えません。特にネット社会の現代においては、真実さえも虚偽にされかねないという、恐ろしさを感じ得ませんでした。
自分たちの目の前にある自由や平等や公正や公平とは、いったい何なのだろうか?疑問とともに絶望を感じてしまいます。
しかしながら、この映画がつくられただけでも、まだこの国は捨てたものじゃないのかもしれません。
とにかく多くの人に見てもらいたい作品です。
主演のシム・ウンギョンは評判通りの素晴らしさでしたが、ラストシーンの松坂桃李の表情も日本映画史上に残る名演技だと思います。(必見!)
橋本